地下パーキング
2006 04 03

今回登場するのは伝説のクルマ。
その実車を所有する方からの依頼で
背景は私の独断でデザインさせて頂いた。

ちょっとマニアックなお話しを。
写真のクルマは1/24スケールのプラモデル。
特に改造をせずストレートに組み上げた。
これが仕上がった後で大きな問題が。
いつも思う事だけど、
プラモデルのロードクリアランスが
異常につきすぎている。許せないくらいに!
いくら実車が四駆とはいえ
オフロードカーじゃないんだ。
これでは見た目の重量感がなく、
ちょうど軽くジャンプしたときのような腰高加減。
依頼主が許しても私は許さない。
とは言っても、すでに足回りは出来上がってしまった。
更に改造しにくい作りになっていて
今更サスペンションを自作するには遅い。
で、苦肉の策というか逃げたというか
出した答えは写真の通り。

背景をリフト式の地下パーキングにして
リフトの段差を作ってしまえ!
その分沈んで車高が下がって見える。
ここから取り出さない限り大丈夫。
かっこいいでしょう!
頭の中が汗だくになった作品でした。
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レンガ倉庫
2006 04 02

子供の頃から働く自動車が好きで、
それは今になっても変わる事がない。

その理由は単純明快で、
ここ一番というときに現場の主役になってしまう、「現場王」だという事。
それ以外の目的にはほとんど役に立たないくせに、
ツボにはまったとき無敵の威力を発揮する。
それを運転操作する事が唯一のあこがれだった。
「大きくなったら何になる?」
その答えは決まって「トラックの運転手!」

フォークリフトもその一つ。
これが活躍する現場に「男」を見る思いがする。
知り合いに壊れた車を牽引するレッカー車のミニチュアを集めている男がいるけど、
素性は一緒。
気持ちはよーく分かります。

このジオラマを手放してしまった事を、密かに後悔している私でした。
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2軒目のパブ
2006 03 18

海外、特にイギリスやイタリアの風景が好きで、
それに関係する本を集めたり、映像を手に入れたりしている。
その中から題材に選ぶ事もあって、これもその一つ。

イギリスと言えば気の毒になるくらいの天候。
いくらあこがれるといっても住んでみたいとまでは思わない。
無責任に他人事で済ませているからイギリスの風景が、、、
なんて言えるのかもしれない。


資料になった写真の背景もどんよりとした曇り空で、
寒くて湿っぽい印象があった。
あそこからブラックジョークが生まれるのか、、、
さっきまで雨が降っていたけど晴れそうもない、というイメージで製作した。
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坂の上のパブ
2005 06 24
電話ボックス
2005 05 25

現実の世界で、今どきこの景色は珍しい。

路肩に車を停めて電話はするけど、
降りて電話ボックスに駆け込むなんて、
最後にしたのはいつだろう?

模型のクルマを飾る為のシーンの一つとして
特に感じるものもなく製作していたけれど、
こうして車を置いて眺めてみると
彼女とのデートをすっぽかされた時の
切なさみたいなものが一瞬見えたりして、
今ではあまりお目にかかれる景色ではない。

ここに登場している彼は
私じゃありません、念のため。
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床屋さん
2004 06 30

床屋さんのシンボルマーク、
トリコロールカラーのサインポールさえあれば、
どんな家も床屋さんになってしまう。
いいえ、これは実際にある店の前を題材にしたジオラマ。

昔、散髪を職業とする人は外科の技術と知識を持っていて、
怪我の治療と併せて散髪をしていたらしい。
裏付けはないけれど、
第一次大戦中の軍医が兵隊の散髪もしていたから、
と言う説もある。
赤と青は動脈と静脈、白は包帯の意味だそうな。
虎刈りついでに耳まで切ってしまって、
その治療もしたから、、、の筈はないと思うけど。

それはさておき、

このジオラマの土台は幅が80センチ、
奥行き40センチとかなり大きく、
納品したときに驚いていたオーナーの顔を思い出す。
店の内部も再現されていて、
シャンプー台やレジカウンターも、コーラの自販機もある。
照明もついて、ほぼ実物通り。
このスケールでオーダーメイドになるとこのくらいはできます、
と言う見本。
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カスタムガレージ
2004 03 28

みにちゅあらぼらとり(みにらぼ)のデビュー作。

実在するカーショップの様子をミニチュアにしたもので、
A3サイズの土台に建てられたガレージは、
取り外す事のできる屋根と照明が付属している。
写真はその屋根を外した状態。
ショップの事務所にはいると正面に飾られている。

オーナー曰く、
「実際のウチはこんなに片づいてないよ」
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