ベンチ
2003 11 15

以前、模型の展示会に招待されて、
作品を何点か抱えて秋田県の会場におじゃました事がある。
ジオラマというと車や戦車があって、人がいて、
何かのストーリーがあって、
というのが定番のようにもなっているけれど、
この作品に関してはそういう主張のようなものは一切無く、
むしろそれを見てくれる人に一切を任せてしまおうと思っていた。

ある人は癒されると言い、またある人は意味不明だという。
見る側に定まった印象を与えなかった、そういう意味では大成功。

「あなたの作品は抽象的具象的立体絵画だ」
という評価を受けたとき、自分の将来が決まったような気がした。
この作品を手に入れた人は、
今頃どういう印象で眺めているんだろう。
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