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この景色を作った時   床屋さん

2009 09 30
この景色は1/24スケールで、
自動車のプラモデルに多く見られます。

blog-bar2.jpg

このスケールになると、使える材料の最小寸法に余裕が出てくるので、
かなり細部まで作り込む事ができるようになります。
この時にも「サインポールは回らないのか?」とか
「ドアや窓を開閉できるようにして欲しい」など、色々なリクエストが出てきました。

blog-bar3.jpg

ほとんど実物と同じような仕掛け、というかギミックが可能なので、
オーダーメイドになると依頼主との打ち合わせが重要になります。
実際にある床屋さんを模型にする時、現場の雰囲気も再現したかったので、
色々動かすよりも全体のバランスを重視しました。

それでも入り口や室内の照明は点灯するようになっていたり、
屋根部分が脱着式になっていたり、かなり「遊べる」作りになっています。
全体の幅も800㎜と大きく、見応えのあるものになりました。

細かいところまで、どこまでも作り込めるこのカテゴリーは
作る事自体にも魅力がありますが、
あまり魅力に気をとられていると、
肝心の仕事を忘れてしまう事もあります。

気をつけないと。



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順番待ち

2009 09 29
ようやく!手に入れました!




CIMG6843.jpg

ハンドメイドの足半ぞうりです

ハンドメイド布ぞうりを製作・販売している
わらかど工房。に、前から予約していたんですが、
順番待ちでようやく手に入れる事ができました。

これは「足半(あしなか)ぞうり」といって普通の布ぞうりよりも随分短く、
全長15センチ、これでもメンズのサイズなんです。
本体が布製の物もあるんですが、今回はジュート麻でオーダーしました。

なぜ足半か、というと、
私の場合は何と言っても腰痛の予防に効果があったからですね。
整体の先生がお勧めするというのも分かる気がします。
それ以外にも外反母趾の症状が緩和されたり、様々な効果があるようです。

CIMG6844.jpg

鼻緒の付け根がぞうりの先端にあるのが
足半ぞうりの証です。
こうなっていると、履いた時に足の指がぞうりの縁からちょっとはみ出ます。
それでぞうりを足の指で「掴む」ようになってます。
これが正しい足半ぞうりの履き方。足裏のツボを刺激して、足指を鍛えることで血行が良くなり、
肩こりや腰痛に効果があるという事で、ただ短くなったぞうりとは違うんだそうです。

今回が2足目になるわらかど工房。の足半ぞうりですが、しっかりした作りなのに価格が良心的。
メンズ、レディース、キッズ、種類とサイズを確認してから作り出すので、
順番待ちは仕方ないかも知れませんが、室内履きで腰痛予防の効果を確かめた私としては、
今回待ってでも手に入れる決意でした。

最初の履き心地は、足のツボのところが痛いです。
履き心地を重視するなら普通の布ぞうりを履いていればいい訳で、
1日10分とか、20分、毎日少しづつはいていると、だんだん慣れてきて痛みも取れてきます。
これで1日中過ごすというより、時間を決めて履くようにしてます。

今回は本体がジュート麻なので、裏面に滑り止めのビニールレザーが貼ってありました。
特に頼んだ訳ではないんですが、ちゃんとしてますね。

肩こりや腰痛でお悩みの方、効果は人によって異なりますし、
私も腰を痛める時はどれほど注意していてもやってしまうものですが、
腰を痛める確率は下がった気がしています。


興味のある方、
ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。











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秋といえば

2009 09 28
秋の彼岸もおわって
いよいよ秋本番ですね。

この季節、一番印象に残るのがキンモクセイ。
うちの近所で、どこの家に植えられているのか分かりませんが、
風に乗って運ばれてきます。

香り自体は好きな方ですが、近くにいると相当強く、
庭に植えたいと思った事はありません。
やっぱりどこから来たのか分からない、くらいがいいかも。

キンモクセイは江戸時代に中国から渡ってきたそうです。
その香りが強いこともあってか、
昔は厠(かわや)のそばに植えられていたそうです。
70年代頃から、芳香剤がブームになって
キンモクセイもその流れにありました。
ついにはキンモクセイ=芳香剤という公式になるくらいになり、
最近は逆に見かけていません。

とはいえ、本物の花から流れてくる香りはやはりいいものです。
今頃は街のどこにいてもかすかに香るほどで、
本当に気持ちがいいです。


季節ごとにそれぞれの匂いがあって
春は土の匂い
夏は草いきれ
秋はモクセイ
冬は夜風
見た目以上に感じるものがあります。




田んぼのカエルもおとなしくなり、
夜長の読書も集中できます。

煮物や鍋がおいしくなるこの季節、
やっぱりいいですねぇ・・・って

結局食い気か。




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つい最近気付いた事

2009 09 27
屋外のジオラマミニチュアを作る時、
石畳やレンガを敷いた歩道がよくあります。
以前にも紹介しましたが、
それを1枚ずつ敷き詰めていくと大変な作業になるので、
発泡ポリスチレンというシートに彫刻して色を付け、
石畳として表現するのが一般的になっています。

本当は一枚ずつ貼ってみたいんですが、
そこまで時間を確保できない事もあって、
その方法はなるべく考えないようにしていました。

blog-pub1.jpg

このブログにもある「おきてがみ」のユーザーで、
外構職人のパンチさんのブログをいつものように訪問すると、
9月26日の記事に引き寄せられてしまいました。

スタンプコンクリートという工法なんです。
きっと、コンクリートが固まる前に上から「型押し」をして
目地と模様を仕上げていくんだと思うんですが、
ミニチュアの技法とほぼ同じ事が実物の世界にもあった事を知りました。

やはり外構職人として、本当は石として貼りたい、と仰っていました。
コストと見栄えの両立、というところから出てきた技法だと思いますが、
御本人曰く、
コストが低いという理由で使われているけど、
この方法が偽物とかそういうものではなく、ひとつのアートだと思っている。

全くその通りだと思うし、実際、アートです。
興味を持たれた方は是非、パンチさんのブログを見て下さい。



一度1枚ずつ、石畳を貼ってみたいものです。
時間と手間をたっぷりかけて、納得のいくまで突き詰めてみたいです。

そういう依頼主をお待ちしております。








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この景色を作った時  

2009 09 26
これは習作として製作した物でした。

blog-ben2.jpg

壁や天井に囲まれた空間を立体にするのは、
数字で管理できるという点で取り組みやすいテーマです。
作りやすいし、見栄えもそれなりですが、
屋外の景色を一部切り取って立体の景色にする時、
どこまでを作る事にするか、という取り決めを自分と交わす事になります。
オーダーメイドであれば、ここで依頼主の要望が加わって、
製作境界線が決まります。

blog-ben3.jpg

公園の歩道と芝生とベンチ、背の高い樹木。
この4つのアイテムを限られた場所に効果的に配置せよ。
という課題が与えられる訳です。
それぞれの割合をどのくらいにすれば
一番きれいに、自然に見えるか、という主観の部分と、
ベース板の寸法やスケール調整という客観の部分。

blog-ben1.jpg

どこかにかならず、ベストなポイントが一つだけあるんだ。
それを見つけて作り出せよ。

それ以上ではなく、それ以下でもないラインがあって、
作り始める前に見つけておけよ、という作業があります。
苦しくも楽しい、ちょっと哲学的な作業ですが、

さあ、始めようか、と思った瞬間には出来上がっているもんです。
不思議ですが、本当です。
あれこれ迷い始めるといつまでも終わりません。

歩道と芝生の境目になる縁石は
その位置を決めようとする直前にはラインが見えています。
ラフスケッチを描いてレイアウトを決める作業、
実は描きながら決めているのではなくて、
既に見えている完成状態を描いている訳です、忘れないように。

直観力を高める為の習作。
そこに自分の技術を追いつかせたり、感性を高めたり、
得るものはたくさんあります。






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最近気付いた事    連休?連休!

2009 09 25
大型連休も終わって、街はいつもの様子に戻っていました。

仕事柄、時間の制限もなく、自分のペースで作業をしていますから、
特に定休日というものを決めていません。
製作に締め切りが設定されれば、徹夜も当たり前だし、休日もありません。

それじゃあ朝から夜中まで仕事してるかというと、
そんな事はできませんね。
集中できる時間には限界がありますから、
時々一息入れてリラックスした後、また作業に集中する、その繰り返し。

1日のうちで一息入れている時間だけをを合計すると、
大体3~4時間くらいになります。
それを7倍すると、ほぼ24時間で、週に1日休む計算になりますね。

最初にそうしようと決めていた訳ではなく、
一番楽で能率のいいやり方をしたらこうなった、という感じです。
という事は、このままでは連休をとる事ができません。
そんな訳で殆ど連休をとった事がなかったんですが、
この連休中、2日連休をとる事にしました。

あえて何もしない、と決めて2日間過ごしてみると
随分遊ぶ事がヘタになったなぁ、と思い知りました。

昔会社勤めをしていた頃は、休みの過ごし方ばかり考えていた気がします。
飛び石の休日があると、休暇をその間に入れて・・・なんてね。
思い返すと連休の為に働いていたようなもんでしたね。

今の仕事をするようになって、
休みたい(仕事したくない)と思った事がありません。
自分の仕事に打ち込めるのが嬉しいし、仕事自体が楽しいし。

その反面、遊べない自分になっていました。
これはいけませんね。
いかに打ち込める仕事とはいえ、遊びがないというのは問題です。


この連休に大事な事に気付きました。
気付いたならば、大丈夫! 何とかしましょう。


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我が家の時計

2009 09 24
この話を信じてもらえるかどうかは、
訪問していただいた方に委ねるしかないのですが、
本当の話です。

我が家には4つの壁掛け時計と、5個の目覚まし時計があります。

実はその中にちょっと変わった時計がありまして・・・

IMG_2029.jpg

見た目は普通なんですが、この時計、
きっちり5分だけ進むんです。何度直してもまた5分だけ進むんです。
正確には6分弱なんですが、そこまで進むと
それ以上は進まないんです。何か固い信念を持ってるんでしょうか。
今は進んだままほったらかしですが、それ以降ずれたまま動いてます。

IMG_2027.jpg

ちょっとピントがボケちゃいました。
この目覚まし時計は20年以上前に買った物ですが、
いまだに正確に動きます。時計として・・・

これは止めても3分後にまた鳴るというスヌーズ機能付き。
ところが、そのスヌーズ機能が怪しくなったのか、
セットしていない時刻に勝手になり出します。止めても3分後にまた鳴ります。
それに、気のせいだと思うんですが、

家族が楽しい話題で盛り上がっている時に、鳴るんです。ピピピッ
止めようとして手を伸ばすと止まる。少し経つとピピピッ・・・
こっちが楽しい気分の時に限って鳴るんです。ヒトの感情を共有したいんだろうか?
お互い苦楽を共にしてきた仲ですから、一緒に楽しくやりたいのかも知れません。
鳴らしたいなら、そのようにさせましょう。

そしてもう一つ。これは私達も信じられなかった。
逆回りする時計。
こうなると時計としての役割を放棄してますよね。
100均で買ってきたムーブメントで作った時計でしたが、
最初はちゃんと時計回りに動いてました。 時計ですから。
2ヶ月くらい経って、電池切れで止まったかと思っていたら
逆にまわっていて、しばらくそのまま動いてました。

そいつは結局、1ヶ月逆回りした後、動かなくなりました。
自分の生き様に疑問を持ったんでしょうか。一度逆に廻ってみたかったんですね。
燃えないゴミの日に、送り出してやりました。

こんな変わった時計達に囲まれていると、
時間に追われるストレスから隔離してもらえます。
正確な時刻を無視して5分だけ先に行きたがる時計、
設定時刻以外の好きな時に鳴り出す時計、
自分の掟を破った時計。
昔の自分ならとっくに処分していたでしょうね。使えない!とか言って。

今は笑って付き合える仲間です。

いや、もしかすると逆に
類が友を呼んだ?





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