fc2ブログ


切る道具 ボッシュ ジグソー

2009 07 11
「道具がものを作る」という言葉があります。

字面だけを見れば当たり前の言葉のようですが、
目的に合った道具をちゃんと使えば
きちんとした物はごく自然に出来上がります。

ジオラマやミニチュアを作る時、
私はあまり精密に、とか正確に作ろうという意識を
強くもった事がありません。
むしろ道具の言いなりになって、手を動かしているだけ。
命じられるままに切ったり貼ったりした結果、
形になっているだけです。

ちょっと変な表現かも知れませんが、
精密に作る方が楽なんです。
どのくらいの長さで切るか、という時にあれこれ迷わず
物差しで測った2点を結ぶ線を絶対外さないで切れば、特別な技術はいらない訳で、
むしろ感覚を優先してけがき線なしで切る方が難しいです。

もちろん直感だけで物を作る楽しさやすばらしさも当然あって、
色を塗る時などはその楽しさを一番感じる時ですね。

今回紹介するのはジグソーという電動工具。

IMG_1759.jpg

ジオラマの土台やドールハウスの建物部分など、
厚みのある板を切ったり、窓を切り抜いたりする時、
とても重宝する工具です。
ボッシュ製のジグソーは替え刃のバリエーションが多く、
アルミや真鍮板、プラスチック、発泡ウレタン用まであります。

下の写真 下の替え刃を使うと、切り口にバリやささくれが驚くほど出ません。
上はカーブ切り用の替え刃。極端に小径のカーブは難しいですが、
少しずつ切れば十分可能です。

IMG_1761.jpg

ただ、「ジグソー」というだけに電動糸鋸の変種ですから、
どちらかというと曲線切りに向いています。
定規を当てればもちろん直線切りもできますが、
ジグソーで直線切りは緊張します。
それと、以前も書きましたがあくまで「切る事ができます」
という事であって、何処をどう切るかはこちらの責任です。

IMG_1755.jpg

別売りの倒立テーブルを使って自作のジグソースタンドを作りました。
45度の角度切りや小さな材料を直線切りする時便利です。

ジグソー本体はそれなりの重量があって、女性には取り回しが大変かも知れませんが、
基本的に作業台の上を滑らせるように使うので、
持ってみて重く感じても、切っている時は気になりません。


1台で直線切りと曲線切り、切り抜きまでこなせる道具は他にはないと思います。
が、それなりの弱点もあって、そこをカバーするには何度か失敗が必要です。
成功の為の失敗なら何度繰り返してもいい、というのが私の考えで、
「慣れる」というのはそういう事だと思っています。


この道具が気になる方、くれぐれも怪我をしないように注意して下さい。
臆病になるくらいの気持ちで扱って欲しいと思います。
いつでも逃げられるように後ろが広い場所で作業して下さい。

安全第一!楽しい製作の基本ですね。


この記事で紹介した商品
 ↓  ↓   ↓  ↓


お薦めの商品
 ↓  ↓  ↓




------------------------------------------------------------------------
ランキング参加中!応援クリックありがとうございます
にほんブログ村 その他趣味ブログ 模型へ   人気ブログランキングへ

ワンクリックで足跡を残せます。
おきてがみ
------------------------------------------------------------------------

Comment

管理者のみに表示