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アタリ ?

2009 07 13
そう、アタリです。

印刷業界で仕事をしていた頃身についた用語で、
けがき線とも言いますが、
要は材料を切ったり色を塗る時の境目になる線で、
この線を外さないようにすればちゃんと作業できるという
役に立つ線でもあり、プレッシャーをかけてくる線でもあります。

IMG_1762.jpg

ずいぶんたくさん並んでいますが、普通のシャープペンです。
最初からこんなにたくさん用意していた訳ではなくて、
作業しているうちにこの方が便利だと気付いた訳で、
書き込む材料によって使い分けています。
軸の色によって芯の太さと硬さが違っていて、
机の上の何処に転がっていても、
どのペンが何処にあるかすぐ解ります。

IMG_1763.jpg

この2本は太さが0,3㎜ペンで、
上が柔らかいBの芯が入ってます。
プラ板などの固くてツルツルの材料にくっきり書けるので柔らかい方を使います。
下は硬めの2Hが入ってます。
柔らかい材料や木材などは引っかかって芯が折れないように硬めを使ってます。

IMG_1764.jpg

こちらは同様の0,5㎜。
使い分けも同じようになっていて、主にジグソーや丸鋸盤で板を切る時使います。

基本的にアタリ線は細ければ細いほど後の作業が楽になります。
特にカットする時線が太いと、線のどちら側にナイフを当てるかで、
切り出した寸法が違ってしまうので、極力細い線を引きます。

IMG_1765.jpg

これは3種類の芯を1本にまとめたペンで、
0,3㎜ 0,5㎜ 0,7㎜が切り替えできるようになっています。

が、実はこの中の0,3と0,5には
シャープペンの替え芯ではなく
同じ太さのピアノ線が入っています。

ピアノ線の先を尖らせてスジ彫り用のペンとして使っているんですが、
使い方は邪道かも知れませんし、本体を傷めるかも知れないので
あまりお薦めはできませんが、あると便利なスペシャルツールになります。

文房具って、手元に置いておくだけで楽しいですね。
気に入った色やデザインの道具があると作業が更に楽しくなります。
こんなにたくさん並べる事をお薦めはしませんが、
面倒で地道な作業も
気に入って選んだ道具を使っていると、
ずいぶん楽になるような気がするし、道具を大切にするようになります。

物を作る楽しさは、
使う道具を選ぶ時から始まっているような気もします。


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おきてがみ
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