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切る道具 糸鋸

2009 07 21
ジオラマやミニチュアを作る時、その材料は木材、プラスチック、金属と
種類が多く、接着や塗装作業は素材にあったものを選ぶ必要があります。

切る作業も基本は素材にあった道具を使うべきなんですが、
私の場合、よほど大がかりなカット作業以外はほとんど
糸鋸で済ませています。

IMG_1805.jpg

イギリスのエクリプスというメーカーのフレームを使っていますが、
フレームはどのメーカーでも握りやすければいいと思っています。
大事なのはむしろ替え刃の方で
両端にピンの付いていない挟んで固定するタイプがベストだと思います。
「バローベ」とか「ヘラクレス」といったメーカーの替え刃は
鋸刃の細かさ、太さの種類が多く、中には木材も切れるものもあります。
非常に細いので切りしろにとられる部分も少なく、
切り込みを入れる時重宝します。

それによく切れます。牢屋に入れられても怖くないと思うくらいに。
ただし、替え刃そのものもよく切れるという欠点も同時にあって、
一番細い替え刃は注意していないと「プツン」といってしまいます。
あと5ミリで切り終わるという大事なところで切れると、
ついでに自分もキレてしまう。

IMG_1806.jpg

これは懐70㎜の浅い方。鋸歯のメーカーによって異なる
替え刃の長さに対応できるようになっています。
似た大きさのもう1本は懐85㎜で、長さの調整はできません。
それぞれに木工用、金属用と決めてあり、
フレームを見るだけですぐにわかるようにしてあります。

IMG_1808.jpg

これは同じメーカーのロングタイプ。
懐300㎜と異様に長く、滅多に使いません。
と言うか、滅多に使いたくないのが本音。
これだけ懐が深いと、フレーム自体の重さのおかげで
なかなか思ったように切れず、難儀しますが、
このサイズがあって良かったという事は実際にありました。


以前紹介したとおり、糸鋸は主に曲線カットの為の道具ですが、
定規を当てれば何とか直線も切れます。

IMG_1804.jpg

ベンチバイスに板材を固定して
くわえた部分に沿って鋸歯を入れていけば、
短い寸法ならば直線カットできます。

色々な材料に合った専用の鋸を使えば
さすがにきちんと切る事ができますが、
守備範囲の広い道具があると
手早く作業を進める事ができます。

作業全体を見渡すと、その時どっちを選ぶかが自然に見えて来ます。

この道具があるお陰で
仕事が早くなる事は確かですね。



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