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簡単スペシャルツール

2009 08 26
ジオラマやミニチュアを作る時、
主な素材と言えば木材、プラ板、スチレンボード。
切削しやすい材料を選んで使います。

切る時は鋸やカッターナイフを使いますが、
表面の仕上げはサンドペーパーを主に使います。
サンドペーパーを小さくちぎって使うんですが、
ちょっと広い面や、角を丸く面取りする時、
削りムラができたり均一に削れなかったり、以外とやりずらいもんです。


で、お薦めのスペシャルツール

IMG_1959.jpg

サンディングボード

ご覧の通り、ベニヤ板に布ヤスリを接着したものです。
すでに御存知の方は先に進んで頂くとして、

布ヤスリの240番とか、180番といった目の粗い布ヤスリを
幅3~4センチ、長さ20センチくらいのベニヤ板に接着します。
ヤスリが少しはみだすくらいに貼り付けて、
固まったらカッターナイフではみ出た部分を切り落とします。

ポイントは板の長さ。

20~25センチくらいがお薦めです。
その訳は実際に使ってみるとすぐに分かりますが、
削る時に、小刻みに前後させて削るより、
手前から奥に向かってズズズーッ と押して削る感じ。
そのストロークに20センチくらいが最適の長さなんです。
一方向に押し出して削ることでヤスリの角度と動く向きが一定になるので
削った面がきれいに仕上がります。

もちろん、押す時の動きを曲線的にすれば2次曲面の仕上げも出来ますし、
動かし方を工夫すると3次曲面も削れます。

IMG_1960.jpg

かんなを使うほどでもないし、でもきちんと仕上げたい。
そんな時に1本あると重宝します。
が、せっかく貼り付けたのに目詰まりしてダメになった、なんて時は、
ちょっと裏技!
ぞうきんを濡らして固く絞り、強めにボードを拭き掃除すると8割くらい回復します。
ボードが濡れていてもヤスリは耐水ですから陰干しすればまた使えます。
ぞうきん以外にも古い歯ブラシや、消しゴムでこすっても復活しますよ。

ヤスリの粗さや板の寸法を変えてみたり、
平らな板だけでなく角棒や丸棒にヤスリを貼るなど、
色々なパターンを作る事が出来ます。
材料代も安く、仕上がりがきれいになる便利なサンディングボード。

ぜひ試してほしい道具です。


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おきてがみ
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