この景色を作った時 「路地裏」
2009 04 21
1/43スケールのジオラマを製作しているのは、
ミニカーと鉄道模型に共通するスケールだという理由があります。
もちろん他のスケールにも共通しているものもあるのですが、
ディテールとジオラマ全体のサイズの最良の妥協点、という側面もありました。

いくつか製作していくうちにおもしろそうな「壁」に直面することになるわけです。
「路地の景色を作りたい」
しかし、路地というからには道路の両側に家なり壁なりがなければならず、
横から眺めるというジオラマの視点からいうと、
ちょっと無理のあるレイアウトではありました。
ミニカーを飾る為の背景としては致命的ですよね。
陰に隠れて見えない訳ですから。

この景色は現実にはない架空の世界です。
「あるかもしれないよな」
と言う思いと
「これならいけるだろう」
という思いの
一つの妥協点でもありました。

このレイアウトに決定するまで、
10回以上スケッチをやり直し、
2週間近く構想がまとまらなかった割には
実際の製作に10日前後しかかからなかったという
ある意味時間を贅沢に使った作品と言えます。
架空の景色というのは
取材の必要がないし、実物に忠実にする相手もないので、
製作に入ってしまえばこっちのもんですが、
「これでいこう」と決めるまで大変な思いをしてしまいます。
頭の中にある無数のアイディアを
繋いで削って組み合わせ、
完成までの間、その映像がぶれない様にするのもまた
大変とも言えるのですが、
将棋で言うと10手先まで頭に入れておくという
それに近い作業を維持するのもまた
「壁」を越えるのに必要な事で、
逆にそれが楽しさの一つでもあったりします。
(この作品の記事URL)
http://minilabo.blog113.fc2.com/blog-entry-7.html
(モノクロ画像はこちら)
http://www.mini-labo.net/gallery43b-1.html
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ミニカーと鉄道模型に共通するスケールだという理由があります。
もちろん他のスケールにも共通しているものもあるのですが、
ディテールとジオラマ全体のサイズの最良の妥協点、という側面もありました。

いくつか製作していくうちにおもしろそうな「壁」に直面することになるわけです。
「路地の景色を作りたい」
しかし、路地というからには道路の両側に家なり壁なりがなければならず、
横から眺めるというジオラマの視点からいうと、
ちょっと無理のあるレイアウトではありました。
ミニカーを飾る為の背景としては致命的ですよね。
陰に隠れて見えない訳ですから。

この景色は現実にはない架空の世界です。
「あるかもしれないよな」
と言う思いと
「これならいけるだろう」
という思いの
一つの妥協点でもありました。

このレイアウトに決定するまで、
10回以上スケッチをやり直し、
2週間近く構想がまとまらなかった割には
実際の製作に10日前後しかかからなかったという
ある意味時間を贅沢に使った作品と言えます。
架空の景色というのは
取材の必要がないし、実物に忠実にする相手もないので、
製作に入ってしまえばこっちのもんですが、
「これでいこう」と決めるまで大変な思いをしてしまいます。
頭の中にある無数のアイディアを
繋いで削って組み合わせ、
完成までの間、その映像がぶれない様にするのもまた
大変とも言えるのですが、
将棋で言うと10手先まで頭に入れておくという
それに近い作業を維持するのもまた
「壁」を越えるのに必要な事で、
逆にそれが楽しさの一つでもあったりします。
(この作品の記事URL)
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