温度と湿度の事
2009 05 29
作業場の暖房もいらなくなって随分経ちました。
日中の気温も高すぎず低すぎず、
過ごしやすい気候が続いています。

1年に2度、作業に最適の季節があって、
その1度目がちょうど今頃。
塗料や接着剤の乾燥、硬化時間が安定していて、
作業中、自分の想定時間とぴったり合います。
特に晴れた日などは湿度も低く、
色の調合にも失敗がありません。
水性アクリル絵の具(リキテックス)は
調合時と乾燥後で色調が変化します。
「落ちる」と呼んだりしてますが、
その「落ち」具合を判断しやすい気候でもあり、
これが1年中続いてくれたら楽なのに、と思ったりします。
空調で強制してしまう、という手もありますが、
製作者本人の身体が嫌うので
逆にその日の状態につきあう事にしています。

ごく標準的な温度・湿度計が塗装ブースの上に付いています。
作業に最適なこの時期にはあまり見る必要はなく、
むしろ夏と冬が問題。
気温が低いと揮発・蒸発・反応が遅くなって
次の作業まで手を出せない「待ち時間」が長めになったり、
室温を上げて調整したりと、補助作業が増えてきます。
反対に気温と湿度が高いと、
「待ち時間」が短くなるので手早く作業したり、
塗り方を変えたりする必要が出てきます。
特にツヤを出す塗装をする時、
夏場は「カブリ」に注意しないといけないので
その判断をする為にもこの道具は欠かせません。
その日の状態を温度・湿度計から読み取って
しなければいけない事と、
してはいけない事を決めています。
逆らってはいけない相手です。
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塗料や接着剤の乾燥、硬化時間が安定していて、
作業中、自分の想定時間とぴったり合います。
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調合時と乾燥後で色調が変化します。
「落ちる」と呼んだりしてますが、
その「落ち」具合を判断しやすい気候でもあり、
これが1年中続いてくれたら楽なのに、と思ったりします。
空調で強制してしまう、という手もありますが、
製作者本人の身体が嫌うので
逆にその日の状態につきあう事にしています。

ごく標準的な温度・湿度計が塗装ブースの上に付いています。
作業に最適なこの時期にはあまり見る必要はなく、
むしろ夏と冬が問題。
気温が低いと揮発・蒸発・反応が遅くなって
次の作業まで手を出せない「待ち時間」が長めになったり、
室温を上げて調整したりと、補助作業が増えてきます。
反対に気温と湿度が高いと、
「待ち時間」が短くなるので手早く作業したり、
塗り方を変えたりする必要が出てきます。
特にツヤを出す塗装をする時、
夏場は「カブリ」に注意しないといけないので
その判断をする為にもこの道具は欠かせません。
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